現在、ゴアにいます。
インドの雨季、モンスーン中なのでたまにすごい勢いでスコールが降るのですが、すっと止んでくれるし、空気がカラリとしていて気温も低いのでとっても快適です。
こちらはローカルのお家。自宅の玄関先に大量の牛を集めて、餌付けしています。
私、インドに住んでいるからといって、丈夫というわけではないんです。
でも、身体に良いと聞けばすぐ試してみたり、色々と自分で実験したりしているので、健康には自信があって今日も元気に旅できています。
ただひとつの悩みを別にして。。。
健康優良児の、唯一の悩み
それは
インドに住み始めてから最初の数年、すごく抜け毛が増えたこと
もともと髪の毛は多いほうで、気が向いたらヘナでケアしたりする程度。
あまり気にせずいたのですが良くなることはありませんでした。
しっかり睡眠時間も取っているし、私はベジタリアンではないので髪の毛がつくられる原料である、たんぱく質の豊富な食べ物もたっぷり摂っています。
もっと根本から改善しないと、と髪についていろいろ調べて、インドで実験してきました。
髪の毛の悩み対策の意外なキモ、肝臓
PM2.5が世界最悪レベルになる、デリーで冬を過ごした年があったのですが、すっかり体調を崩してしまいました。
空気の汚染レベルを示すAQI(Air Quality Index)は800近く。
ニュースでは“現在のデリーは毒ガス室”、とも表現されるほど。
こちら、その当時のスクショ。恐ろしい!
下痢とめまい、疲労感でいつものアーユルヴェーダドクターのもとに。
診断は、寄生虫などによる下痢ではなかったので一安心。
※寄生虫系の下痢は一週間以上長引いて、自然には治りません。
インドでこの下痢になったら、自然治癒を待たずに必ず病院へ行ってくださいね~
脈診、舌診などをしてもらったところ、原因は免疫低下と貧血、胃腸の疲れ、とのことでした。
ドクターが出してくれたのは、下痢対策の薬に胃腸と消化のための薬、免疫を強化する薬。
さらに貧血と身体の強化にと出されたのが
インドの老舗自然派ブランド、ヒマラヤの肝臓をケアしてくれる薬Liv.52 DSでした。
抜け毛や薄毛、白髪と肝臓
肝臓は代謝や解毒をはじめ、いろいろな機能を担っています。
肝臓が弱っていると、肝臓の大事な機能の一つである、たんぱく質を合成する働きが低下してしまうんだそうです。
そうすると、髪の毛がうまく作られなくなってしまい、抜け毛や薄毛の原因のひとつになるというわけです。
肝臓は解毒作用も担っていて、食物など外部から身体に取り入れられた毒素やウイルスを排出してくれています。アルコールの分解は有名ですね。
ドクターによると、デリーやコルカタのように、公害のひどい地域にいるとしょっちゅう悪いものを空気や水から取り入れているため、この解毒作用がフルスロットルになり、肝機能が低下してしまうんだとか。
インドの街を一日中車で移動して、座っていただけで身体は疲れていないはずなのに妙に疲労感があるのは、悪い空気を吸うこともひとつの原因だそうです。
(ひどい渋滞による精神的ストレスも絶対ありますね笑。)
抜け毛・薄毛には貧血対策も重要
また、東洋医学で言うと「髪は血余」、髪の毛は余った血から出来ているという考え方をします。
正しくは、髪の毛に栄養を運んでくれる血が不足したり、循環が悪かったりすると抜け毛や薄毛、白髪などの髪のトラブルにつながります。貧血対策をしっかりすることも大事です。
貧血はさまざまな原因が考えられますが、私の場合は血中のたんぱく質の値が平均以下なので、たんぱく質を合成してくれる肝臓をケアすることが貧血対策にもつながっていると考えています。
これを朝・晩1錠づつ飲み続けていますが、
髪を洗った時、ブラッシングの時の抜け毛がひどいときの1/3に減りました!
Liv.52 DSと、Liv.52との違い
ヒマラヤ社のアーユルヴェディックな肝臓ケアの薬、Liv.52 DSをご紹介しました。
ちなみにLiv.52もありますが、処方は変わりません。
DSはLiv.52の二倍の有効成分が配合されていて、飲む錠剤の量が半分で済みます。
Liv.52は小さな錠剤で糖衣、DSは大きなタブレット状です。
お酒を飲む方にも
私はノマドなので、かさばるケースは買ったらすぐに捨てて、中身だけプチプチの袋に詰め替えています。
お酒を良く飲む方だけでなく、甘いもの、油っこいものの取り過ぎや暴飲暴食やストレスなども肝臓にダメージを与えます。
肝臓ケア、おすすめです。
こちらは大きな錠剤のLiv. 52 DSです。
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